放送関係者の間で意見が対立していた「アナログBS放送の終了問題」が,決着に向けて動き始めた。総務省は先ごろ,アナログBS放送の具体的な終了時期を決める方針を固め,この問題を議論している「衛星放送の在り方に関する検討会」が2002年12月4日に開いた第10回会合で,その方針を表明した。これを受けた検討会は12月25日にまとめる最終報告書に,具体的な終了時期を明記することで合意した。しかし終了時期を決めても,アナログBS放送をその時期に終了できるとは限らない。ディジタルBS放送への移行策がセットになっていないからである(詳細は日経ニューメディア2002年12月9日号に掲載)。