NTT西日本は2003年2月12日,同社が提供している光ファイバを利用した企業向けネットワーク・サービス「メガデータネッツ」用の低価格ルーター「0551A」を,2月14日に発売すると発表した。メガデータネッツは,同じ県内でイントラネットやエクストラネットを構築する企業を対象にした,ATM(非同期転送モード)方式によるセルリレー・サービスである。現在NTT西日本が販売しているメガデータネッツ用ATMルーターの価格は1台約500万円と高価であるため,導入先が大企業に限定されていた。これに対して新製品は現行製品よりも搭載する機能を絞ることで,1台19万8000円という低価格を実現した。この価格を武器にNTT西日本は,同じ県内に多くの拠点を持つ中小企業などにも売り込み,年間で1000台の販売を目指す。

 NTT西日本が発売する新製品は,最大8カ所の接続先(企業の本社や各事業所などの拠点)に対して31本まで論理チャネル(仮想経路)を設定できるため,音声や映像などデータの種類ごとに専用経路を設けることができる。さらに,データファイルを断片化する「フラグメンテーション機能」や優先制御機能などを搭載しているため,重要なデータを優先して送信することができるといった特徴もある(2月12日発表)。■

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