ソニーは2003年6月10日,「人の心に訴えるモノづくり」をテーマとする新製品の開発プロジェクト「QUALIA」(クオリア)の成果を発表した。同プロジェクトの下で開発したカラーモニターや高精細プロジェクターなど第一弾の4製品を,6月24日から順次発売する。今回発表した4製品のほかにも13種類の製品を開発中であり,順次発売する計画だ。

 QUALIAは2001年5月にスタートしたソニーの全社プロジェクトで,「効率化や低価格化を追求するのではなく,購入者が感動する価値の創造に主眼を置いている」という。第一弾の製品は(1)HDTV(ハイビジョン)放送並みの高精細映像を表示可能なプロジェクター「Q004-R1」,(2)CD搭載機構やスピーカー形状に新技術を導入したCDシステム「Q007-SCD,同SSS」,(3)黒と赤の再現性を高めた36インチのブラウン管カラーモニター「Q015-KX36」,(4)小型化と使いやすさを両立したディジタルカメラ「Q016-WE1」--である。いずれの製品も高性能モデルであり,価格はディジタルカメラの38万円からプロジェクターの240万円まで,普及製品に比べると高い。販売は受注生産による方式を採用する。注文はソニー・マーケティングが東京都と大阪府に設置する専門の販売店と,コールセンターだけで受け付ける(6月10日発表)。■

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