免許を取得しなくても事前に総務省に届け出ることで5GHz帯の無線LANなどの基地局を設置できるようにする「電波登録制度」が,2004年度にも導入される見通しになった。総務省の「電波有効利用政策研究会」が同制度の導入に向けた報告書案を2003年6月27日に公表し,7月25日まで意見募集を行っている。総務省は意見募集の結果を踏まえて,電波法改正案を2004年の通常国会に提出する方針である。改正法の成立後,複数の事業者が周波数を共用できる無線LANサービスなどを対象に,電波登録制度を適用する方針である。


 総務省はこの制度によって,屋内だけでなく屋外でも利用でき最大伝送速度が50Mb/sクラスの「無線ブロードバンド(高速広帯域)サービス」を早期に普及させたい考えである。登録制による無線ブロードバンドサービスを実現するため,新しい周波数帯を割り当てる準備も並行して進めている(詳細は日経ニューメディア2003年6月30日号に掲載)。


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