電子情報技術産業協会(JEITA)などが主催するディジタル機器展「CEATEC JAPAN 2003」が2003年10月7日に,千葉市の幕張メッセで開幕した(11日まで開催)。出展が相次いだのが,ディジタル地上波放送関連機器だ。家電メーカー各社は,自社のディジタルテレビにNHKや民放キー局が作ったディジタル地上波の試験放送用の番組を映し出すなど,本放送が始まる12月1日に向けて消費者の関心を高めようとしていた。

 ディジタル地上波放送対応のディジタルテレビを展示したのは,松下電器産業やソニー,東芝,日本ビクター,三菱電機などである。年末商戦に向けてすでに発売した製品や,これから発売する予定の商品が並んだ。また,周辺機器のディジタル地上波放送対応も進んでいる。シャープはディジタル地上波放送とディジタルBS放送,東経110度CS放送の3波共用チューナーを内蔵したDVDレコーダーを出展した。さらに,自動車などでの移動中でもディジタル地上波放送を視聴できる製品や技術の展示も相次いだ。このようなCEATECにおける豊富な展示内容は,ディジタル地上波放送の“特需”に対する家電メーカー各社の期待感の表れといえる(詳細は日経ニューメディア2003年10月13日号に掲載)。