東京放送(TBS)とフジテレビジョン,テレビ朝日の民放キー局3社が中心になって設立したブロードバンド(高速大容量)インターネット・ユーザー向けの映像配信会社「トレソーラ」は,2003年12月~2004年2月に試験サービスを行う。主要株主である3社が過去に地上波放送で放映したドラマやバラエティー番組を,ビデオ・オン・デマンド(VOD)方式で配信する。商用サービスに向けて事業性などを検証するのが目的で,2002年9~11月に実施した試験サービスに続く2回目となる。

 今回の試験サービスでは,新たな試みに挑戦する。1回目の試験サービスではパソコンを対象にストリーム配信を行ったが,今回はテレビ受像機を対象にしたストリーム配信も行う計画である。さらにパソコンを対象に,ダウンロード型の配信を行う。パソコンのHDD(ハードディスク駆動装置)に番組を蓄積し,1週間以内であればいつでも視聴できるようにする。これにより,ピーク時のトラフィックがどの程度まで分散するかを調べる。提供コスト全体に占めるインフラコストの割合は大きく,トレソーラは商用サービスを開始するまでに解決すべき重要課題に位置付けている(詳細は日経ニューメディア2003年11月10日号に掲載)。■

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