電力会社系通信事業者の「パワードコム」と長距離系新興通信事業者の「フュージョン・コミュニケーションズ」は2003年11月18日,両社の固定電話事業を2004年前半にも統合する検討を開始したと発表した。両社が共同で「統合検討委員会」を設置し,2004年1月中の基本合意を目指す。パワードコムが自社の固定電話事業を切り離し,フュージョンの固定電話事業に統合する方向で検討しており,2004年の早期に最終合意にこぎ着けたい考えだ。

 パワードコムは2003年10月31日にフュージョンに対して5億円を出資し,ネットワーク設備の相互利用を進めるなど,これまで協力関係を深めてきた。固定電話事業の統合によって,今後の市場拡大が予想されるIP電話分野で攻勢をかける(11月18日発表)。