映像関連の業務用機器の開発・製造・販売を手がけるソニーの「プロフェッショナルソリューションズ・ネットワークカンパニー」(PSNC)は2004年4月7日,製品のHDTV(ハイビジョン)対応を推し進めることを骨子とする事業戦略を発表した。すでにソニーは,各種映像機器をハイビジョンに対応させることで,AV(音響・映像)事業の拡大を図る方針を打ち出している。その突破口になるのが業務用の映像関連機器だ。

 PNSCは今後,放送事業者や制作プロダクションなど,映像制作を行う企業に提供する業務用のカメラやレコーダー,映像サーバー,ディスプレイなどでハイビジョン対応製品を増やす。その一貫として,ハイビジョン対応VTRの独自規格「HDCAM」に準拠する業務用のハンディカメラやビデオレコーダーの新製品4機種を7月から順次発売する。地上波放送事業者をはじめとする映像制作を手がける企業に対応機器が普及すれば,それに応じて制作されるハイビジョン映像が増える。最終的に,消費者の間にハイビジョン対応製品を浸透させるのがソニーの狙いである(詳細は日経ニューメディア2004年4月12日号に掲載)。