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 ノベルはデスクトップ向けのLinuxの新版「SUSE LINUX Professional 9.2 日本語版」を12月24日から発売すると発表した。新バージョンではカーネル2.6.8をベースに,X Window SystemにはX.Org 6.8.1を採用。GCCのバージョンは3.3.4,glibcは2.3.3。統合デスクトップ環境にはKDE 3.3およびGNOME 2.6を収録し,開発環境としては.NET framework開発環境のMonoをはじめ,KDevelop,Eclipseなどを同梱する。バージョン9.1プレミアム版では日本語入力システムにATOKも選択できたが,新バージョン9.2ではATOKの搭載は見送り,WNN7を標準とした。

 新版では無線機能を強化した。新たにBluetoothとIrDAのドライバを組み込んだ。接続したBluetooth対応デバイスを自動的に認識して,Windowsのコントロール・パネルのような管理ツール「YaST」から設定できる。そのほか米Intelの無線LANチップや米アセロスの無線LANチップをサポートしており,インストール直後から無線LANを使える。また,新バージョンではインストール直後にファイアウォール機能がオンになる設定が施された。

 9.1ではプレミアム版とベーシック版があったが,9.2ではプロフェッショナル版のみの販売となる。Intelのx86互換プロセサはもちろんのことAMDのAthlon 64やIntelのEM64Tにも対応する。CD版とDVD版があり,CD版は5枚と日本語版拡張CD1枚,DVD版はインストールDVD1枚とソースDVD1枚。オープン価格だが,市場推定価格は2万790円。

(安藤 正芳=日経NETWORK)