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 「企業のIP電話導入は費用の削減からコミュニケーション方法の改革に移りつつある」(シスコシステムズ マーケティング プロダクト&テクノロジーマーケティングの渡邊靖博プロダクトマネージャー)。同氏は「コミュニケーション改革に必要なインフラストラクチャ」と題して,東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開催中の「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」で講演した。IP電話導入のうえで問題となる信頼性やセキュリティなどの懸念にシスコがどのように取り組んでいるかについて講演した。

 IP電話を導入する際には,通話品質,ネットワークの信頼性,管理のしやすさなどさまざまな課題がある。中でも成りすましや盗聴は最大の問題となる。IP電話端末からパケットをキャプチャリングしたり,端末のMACアドレスを偽装するなど,IP電話のパケットを「盗む」手段は多種多様。ソフトフォンを利用するパソコンへのアタックやIP-PBXへの不正アクセスというものもある。

 渡邊氏によればシスコのIP電話端末やカタリストスイッチでは,こうした不正アクセスや盗聴などの問題を,音声パケットに暗号をかけたり,MACアドレスを偽装した不正なパケットを拒絶する機能で解決しているという。このようなインフラの上にIP電話を導入すれば,ミッションクリティカルなシステムを構築できると渡邊氏は語った。
(塗谷 隆弘=日経NETWORK)