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 シスコシステムズは2000年10月11日,記者向けの説明会で同社のセキュリティ戦略「Cisco SAFE」の概要を発表した。Cisco SAFEは米Cisco SystemsがNetWorld+Interop 2000 Atlanta(9月24日~29日)で発表したもので,同社のセキュリティ関連製品やサービスの総称である。VPN(Virtual Private Network)やファイアウオールなど既存のセキュリティ製品,セキュリティ関連のコンサルティングや情報提供などのサービスで構成する。説明会では,11月に侵入検知システムの新版を出荷する予定であることも明らかにした。

 Cisco SAFEを構成する主な製品,サービスは,以下の通り。(1)VPNやファイアウオールなどのセキュリティ製品,(2)セキュリティ対策に関する情報を「Cisco Security Encyclopedia」として同社のWWWサイトで提供(英語のみ),(3)セキュリティのトレーニング,認定制度,(4)セキュリティ関連のコンサルティング・サービス---である。(1)では,既存の製品に加え,11月には侵入検知システムの新版を提供する。具体的には,ネットワークに流れているパケットを監視することで不正侵入を防ぐアプライアンス装置「Cisco Secure IDS 4230 SENSOR」(価格は約130万円前後を予定),同機能をLANスイッチCatalyst 6000シリーズのモジュール上で利用できる「Catalyst 6000 IDS モジュール」(同約200万円前後)である。12月には,これらを含めたセキュリティ製品の設定や管理を一元化できる「Cisco Secure Policy Manager 2.2」の提供も予定している。(3)は「シスコ技術者認定制度」の一部にセキュリティの項目を組み込む,(4)はNTTデータセキュリティなどのパートナ企業がコンサルティングを提供する,などを予定しているが,詳細は未定である。

(榊原 康=日経オープンシステム)