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 ソフト・ハウスのブレーンは,SOHO(Small Office Home Office)向けのファイアウオール装置「ZyWALL 10(ザイウォール 10)」を2000年12月中旬から出荷開始する。台湾ZyXEL Communicationsが開発した製品で,ブレーンが日本語化して発売する。価格は4万9800円。LAN接続用に100M/10M兼用ポートを1つ,WAN接続用に10BASE-Tのポートを1つ,コンソール用にRS-232C(D-Sub9ピン)のポートを1つ備えており,同社によれば,スループットは6Mから10Mbps(ビット/秒),同時アクセス数は約300の処理能力を備えるという。

 ZyWALL 10はステートフル・インスペクションと呼ぶ仕組みを利用したパケット・フィルタリング方式のファイアウオールである。Ping of DeathやSYN Flood,LANDなどのDoS(Denial of Service)攻撃を検出する機能も備える。DMZ(De-Militarized Zone)には対応しないが,Multi-NAT(IP Network Address Translator)と呼ぶ仕組みを備える。具体的には,内部アドレスを付けたHTTPやSMTP,POP3などのサーバーに対してグローバル・アドレスを対応させる変換テーブルを持つことで,DMZと同様な機能を実現できる。対応できるIPアドレスの数は64個まで。このほか,複数のユーザーでインターネット接続を共有するNAT機能,画面表示または電子メールによるアラート機能,DHCPサーバー/クライアント機能,なども備える。設定はWWWブラウザ,telnet,シリアル・ポート(RS-232C)経由で可能。外形寸法は230mm(W)×161mm(D)×36mm(H),重さは520g。

(榊原 康=日経オープンシステム)

(IT Pro注:
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