PR

 インターネット・データ・センター関連のサービスを提供するイーツは2000年11月14日,携帯電話やPDA(携帯情報端末)など様々な端末に向けたWWWシステムの構築を支援するフレームワーク「MoDE(Mobile Object Distribution Environment)」を発表した。同社のデータ・センター・サービスと共にシステム構築サービスとして提供するほか,ビジネス・パートナとなるシステム・インテグレータ(SI)を介した販売やWebアプリケーション・サーバー(APサーバー)製品への組み込み販売,などを計画している。システム販売のライセンス価格は,1CPUの1WWWサーバー当たり200万円である。

 MoDEは,JavaおよびXML(eXtensible Markup Language)を使って作成している。特徴は,(1)端末の種類を自動判別して端末のスペックに応じたリプライを返すこと,(2)画面作成にはXMLの独自タグを使っており,端末ごとのタグを意識せずに開発できること,(3)画面フローもXMLで定義しており,画面開発とは切り離して開発できること,などである。

 これらを実現するため,MoDEはモジュール構成をとっている。まずフロント部分として,同じユーザーからのアクセスかどうかを識別するためのモジュール,端末を判別して端末スペック用データベースから端末スペックを取り出すモジュール,JSP(JavaServer Pages)に記述したXMLタグから各種端末用タグに変換するモジュール,を用意する。さらに,バックエンドのコア部分として,セッション管理のモジュールやデータベース・アクセス用モジュールがある。フロント部分とコア部分を分けることで,ロード・バランサによる負荷分散やAPサーバーによる負荷分散を容易にし,拡張性の向上を図った。

(森側 真一=日経オープンシステム)