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 米SymantecからJava開発ツール部門を買収した米WebGainは2000年12月13日,日本法人「ウェブゲイン ジャパン」を設立し,Java開発ツール「WebGain VisualCafe 4」,および,VisualCafeと上流ツールなどを含む統合開発ツール「WebGain Studio 4」を12月中に出荷することを発表した。価格は,WebGain VisualCafe 4 Enterprise Editionが約50万円,WebGain Studio 4が80万円台になる見込み。旧Symantec製VisualCafeからのアップグレードも計画している。

 Java開発ツールの「WebGain VisualCafe 4」は,基本的に旧Symantec製VisualCafeと同じ機能を持つ。大幅な機能強化点は無い。製品構成は,1)Javaプログラムの編集,デバッグができる「VisualCafe Standard Edition」,2)JavaからRDBMSに接続するためのインタフェースJDBCを用いたアプリケーションを作成するための「VisualCafe Expert Edition」,3)サーバー・サイドのプログラム開発仕様EJB(Enterprise JavaBeans)に準拠したアプリケーションを開発するための「VisualCafe Enterprise Edition」の3製品がある。VisualCafe Enterprise Editionが対応するWebアプリケーション・サーバー製品(APサーバー)は,米BEA SystemsのWebLogic Server 5.1。今後,米IBMのWebSphere Application Serverと米iPlanet E-Commerce SolutionsのiPlanet Application Serverに対応する計画がある。

 一方の「WebGain Studio 4」は,WWWアプリケーションを作成するために必要な複数のツールを含んだ統合製品。WebGain Studioの中には,1)Java開発ツールの「WebGain VisualCafe 4 Enterprise Edition」,2)ソフトウエア開発のモデリング技術「UML(Unified Modeling Language)」に基づいたモデリング・ツール「WebGain StructureBuilder」,3)米MacromediaのHTMLオーサリング・ツール「Dreamweaver」,4)JavaベースのHTML拡張技術JSP(JavaServer Pages)の開発機能をDreamweaverに追加する「WebGain JSP Extension for Dreamweaver」,5)BEA SystemsのAPサーバー「BEA WebLogic Server」の開発者版が含まれている。モデリング・ツールの「WebGain StructureBuilder」は,単独製品としての販売も行う予定である。さらに2001年には,WebGain Studio 4の上位製品に当たる「WegGain Studio Professional」を提供する計画がある。Professional版には,WebGain Studio 4のすべてのツールと,JavaプログラムとRDBMSを連携するためのミドルウエア製品「TOPLink for WebLogic Server」を含む。

(松山 貴之=日経オープンシステム)

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