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写真●Windows XPのログイン画面
マイクロソフトは2001年3月13日,報道関係者向けの説明会で,デスクトップ向けの次期OS「Windows XP Professional」および「同Home Edition」を2001年後半に出荷することを明らかにした。さらに,「そのサーバー版をデスクトップの3カ月以内に出荷する」(御代茂樹・製品マーケティング部Windows製品部部長)と明言した。サーバー版の名称は未定で,マイクロソフト社内では現在Whistler(ウィスラ)サーバーと呼ばれている。

Windows XPは,Windows 2000を拡張したOSであると同時に,Windows Meの後継でもある。これまで家庭の個人ユーザーには,Windows 95からWindows Meに続く95系OSを推奨してきたが,今後Windows XPが個人向けにも推奨OSとなる。NT系OSで95系OSを置き換えるという,マイクロソフトの戦略を担うOSがWindows XPである。

Windows XPでは32ビット版に加え,Itaniumなど米IntelのIA-64プロセッサに対応した64ビット版も同時に出荷される。ただし,64ビット版はビジネス向けバージョン「Windows XP Professional」の,プリインストール機だけに限定する。CADやCG向けワークステーションへの搭載を想定している。Home Editionは32ビット版のみを提供する。Home Editionにはこのほか,Microsoftネットワークのドメインに参加できないなどの制限がある。

Windows XPでは,GUIの見た目は大きく変わった(写真)。Professional Editionには,管理者がユーザーのマシンを遠隔操作してサポートを行うための機能が追加された。またリモートからの遠隔操作により,マシンのデスクトップ環境をそのまま使用できる。しかしそのほかには,業務に役立つWindows 2000からの機能強化点は少ない。企業ユーザーは,Windows XPの導入をあせる必要はない。Windows XPの品質と,新機能の効果をじっくり見極めてから導入すべきだ。

高橋 信頼=日経オープンシステム)