インターナショナルデーターコーポレイションジャパン(IDC Japan,本社:東京都港区)は2001年3月27日,2000年の国内サーバー市場動向を発表した。これによると,出荷台数は前年比19.8%増の39万台となった一方,ハードウエアの低価格化傾向が進み,出荷金額は同7.2%減の1兆1050億円となった。

PCサーバーや、UNIXサーバーのエントリー機では,出荷台数を大きく伸ばしているもののシステム単価の低下傾向が双方とも続いており、特にPCサーバーは出荷台数の伸びが前年比23.9%増なのに対し,金額ベースでは同4.3%増にとどまったことなどが原因。さらに高価格でサーバー出荷金額全体に占める割合が大きいメインフレームが,台数で前年比19.3%減,金額ベースでは同20.3%減と縮小傾向がますます進んでいることも出荷金額の減少につながった。

2001年の国内サーバー市場規模は、大手企業のIT化投資需要、一般消費者の携帯電話機や携帯情報端末でのインターネット・アクセス増加によるコンテンツン・サービス事業の需要拡大など、サーバー・ビジネスにとって好材料はある。しかし日本の株式市場では平均株価の下落が続くなど,国内の経済状況は芳しくなく,結果的には2000年と同様に出荷台数微増、出荷金額減の傾向が強いと同社ではみている。なお,2000年の国内サーバー市場の金額ベースでの企業別シェアは,1位が富士通で22.7%,2位は日本IBMの19.7%,3位はNECの12.8%となった。。

(木村 亮=ニュース編集部)