セキュリティ関連サービスを手掛けるラックは,2001年5月1日からセキュリティ・ホール情報のデータベース・サービス「SNSDB」を提供開始する。インターネット上の会員制サービスである。セキュリティ・ホール情報は,現在でもメーカーによる発表や,メーリング・リストなどで無料で公表されている。しかし,「これらの情報はほとんどが英語であり,日本語環境での検証結果や対策方法は発表されていないことが多い」(ラック)という。同社では,これらの情報を整理,日本語化し,日本語環境での検証などの情報もデータベース化した上で販売する。

対象とするOSは,当初はSolarisとWindows。順次,Linux,FreeBSD,HP-UX,AIXなども加えていく。Windowsなど開発元が日本語でセキュリティ情報を提供している場合もあるが,「セキュリティ情報の重要度や検証結果,日本語版の修正ファイルが提供されていない問題の回避方法などの独自情報を盛り込む」(ラック コンピュータセキュリティ研究所 取締役所長 三輪信雄氏)。修正ファイルを適用した場合に他のアプリケーションの実行に障害が発生するケースもあるが,そのような障害情報とその代替策といった情報も提供するという。情報は,毎日,セキュリティ・ホール情報など新しい情報が得られ次第更新する。1部署(最大100ユーザー)単位で販売し,価格は1部署あたり年間300万円。

(高橋 信頼=日経オープンシステム)