ASP事業推進のための任意団体であるASPビジネス・コンソーシアム(ASP-BC,事務局:東京都中央区)は2001年5月7日,中小企業へのASPサービスの利用拡大を目的としたサービス事業者支援プログラム「ASPビジネスブリッジ(ASP-BB)」を開始すると発表した。同プログラムでは,ASPサービスの提供を計画している事業者に対して,サービスを提供するために必要なインフラを6カ月間無料で提供する。

 具体的には,ASP-BCの幹事会社7社が,サーバーやルーター,課金システム,データベースなどのインフラをASP-BC会員企業を対象に6カ月間無料で提供する。ASP-BC会員企業はそのインフラを利用した具体的な中小企業向けのASPサービスを提案。その内容をASP-BCの幹事会で検討したうえで,事業者が中小企業ユーザーを対象に6カ月間無料でサービスを提供できるようにする。これと並行して,これからASPサービス事業を開始しようとする新規会員も広く募集する。

 5月中にも新規のASPサービス案件を出した企業を取りまとめる。6月上旬の説明会を経て,早ければ7月中旬から中小企業を対象に6カ月間のサービス無料提供を始める計画。これにより,ASP-BCは会員企業の拡大とともに,中小企業のASPサービスに対する需要掘り起こしや導入促進を狙う。

 なお,サービス開始から6カ月間以降のインフラ使用料は有料となる。エンドユーザー側も,引き続きサービスを希望する場合は改めて有料で契約することになる。

 ASP-BCは,1999年10月にユーユーネット・ジャパン,日本オラクル,シスコシステムズ,NTTソフトウェア,サン・マイクロシステムズなどが中心となって設立した団体で,会員企業は現在23社。

木村 亮=ニュース編集部)