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 日本IBMは,同社のサーバー製品「eServer iSeries 400(旧名称:AS/400)」用の新OS「OS/400 V5R1」を2001年5月25日に出荷開始する。価格はハードウエアに含まれる。iSeriesは,エントリ機「モデル270」が最小構成価格で334万1200円から。また,OS/400 V4以降のユーザーであればV5R1に無償でアップグレードできる。ただし,あらかじめOS/400の無償アップグレード契約を日本IBMと結んでいるユーザーに限る。

 OS/400 V5R1は,CPUやメイン・メモリー,ハード・ディスクなどのハードウエア資源を論理的に分割するLPAR(エルパー:Logical PARtitioning:論理区画)機能を強化。稼働中の動的な論理区画変更や1つのCPUを複数の論理区画に分割する機能を新たにサポートした。1CPUの論理区画に対応することで,iSeriesの全モデルでLPAR機能が利用できるようになった。

 新OSのLPAR機能は,1つのハードウエアを最大32の論理区画に分割できる。OS/400を最大32区画として分割利用できるほか,分割した領域でLinuxを稼働させることが可能。これにより,OS/400で動く基幹系アプリケーションとLinuxアプリケーションを同時に利用できる。Linuxを稼働させる場合,最低でも1区画はOS/400用に割り当てる必要がある。その結果,Linuxが利用できるのは最大31区画となる。

 新OSはGUIの運用管理ツールも強化した。ユーザー管理やLPARの管理など,多くの管理作業をGUI操作で行える。また,PDA(携帯情報端末)や携帯電話から新OSを遠隔操作できる機能を実装している。

武部 健一=ニュース編集部)