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 Java技術に特化したSI会社のイーシー・ワンは2001年5月28日,企業システム向けコンポーネント(ソフトウエア部品)の流通を目的としたサービス「コンポーネント・バンク(cBank)」を開始し,同時に同社が開発したコンポーネントの提供を始めた。

 コンポーネント・バンクは,米Sun Microsystemsが提唱する規格「Enterprise JavaBeans(EJB)」に準拠したコンポーネントの流通を促進するサービス。同社が開発した部品だけでなく,SI会社やソフトハウスが構築したコンポーネントを登録してもらい,コンポーネント部品市場の拡大を狙う。コンポーネント・バンクで扱うコンポーネントの第1弾として,同社が開発した100個以上のコンポーネントがすでに登録されている。価格はコンポーネントごとに設定され,開発ライセンスのほかにランタイム・ライセンスが必要になる。

 コンポーネント・バンクで扱うコンポーネントには2つの特徴がある。一つは,コンポーネントを再利用しやすいように,共通の基盤ソフトウエア「cFramework」の上で作られていること。もう一つは,コンポーネントの利用者が使いやすくするために,さまざまな粒度のコンポーネントを用意していることである。

 コンポーネント・バンクを通じて同社が提供し始めたコンポーネントには,(1)電子商取引やeマーケットプレイス用などの特定用途向けのコンポーネント群「cPackage」,(2)決済機能やポイント・サービス機能などの特定用途で利用頻度の高いコンポーネント,(3)さまざまなシステムに利用可能で,開発生産性を向上させる「システム・コンポーネント」がある。

松山 貴之=日経オープンシステム)