CSKは2001年7月25日,IT関連のハードウエアやソフトウエア,システムなどの検証サービスを手がける新会社「ベリサーブ」を8月1日に設立すると発表した。新会社は,資本金が1億円でCSKの100%出資。CSKの検証サービス事業部が独立し,新会社として設立する形になる。

 検証サービス事業部は,1993年からソフトウエア動作検証やネットワーク接続検証といった各種検証サービスを提供しており,ソフトウエア・ベンダー,ハードウエア・メーカーから年間100製品以上の検証を手がけているという。

 CSKでは,今後特に他社製品同士を接続した場合の互換性検証のニーズが高まるとみており,検証ビジネスの事業拡大を図るにあたり,ハードウエア・メーカー,ソフトウエア・ベンダーから独立した,中立性を確保された組織が必要であると判断した。

 また新会社で検証サービス事業会社独自の教育研修プログラムを設けて技術者を育成することで,人材育成期間の短縮にもつながるとしている。

 新会社の売り上げ計画は2001年度8億円,2002年度16億円,2003年度22億円を見込む。

木村 亮=ニュース編集部)