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 ロータスは,eラーニング・ソフトの新版「ロータス ラーニングスペース R5.0」を2001年10月12日に発売する。同ソフトは,自習型のWBT(Web Based Training)のほか,同社のリアルタイム共同作業ソフトである「ロータスSametime」の機能を搭載し,WWW経由でリアルタイムに授業へ参加でき,講師と生徒とのやり取りに音声や動画を使えるのが特徴。新版では,Sametimeの新バージョン「Sametime R2.5」の機能を搭載し,新たに授業の録画・再生もできるようにした。また講師や他の受講者とのメールの送受信ができるメール機能を追加したほか,カスタマイズしやすくするなど各種機能を改善した。

 対応OSはMicrosoft NT 4.0 Server SP 4以上,Windows 2000 Advanced Server。価格は1ユーザー当たり4600円。同社では日本IBM研修サービスと協力してeラーニングの企画・コンテンツ開発からサポートまでを提供する統合サービス「Mindspan Solutions」を提供しており,そのプラットフォームとして新ソフトを位置付けるほか,同社の代理店を通じて販売する計画。ロータスラーニングスペースはこれまで約200社が導入している。R5.0では発売から1年間で,導入済企業のバージョン・アップ以外に,新規顧客として150社への導入を目指す。

木村 亮=ニュース編集部)