ソフト開発会社のアプレッソは2002年1月21日，企業間や企業内のアプリケーション間連携を行うソフトウエア「DataSpider Plus」を出荷開始した。2001年6月から同社が出荷している「DataSpider」の上位製品に当たる。アプリケーション間の連携プログラムをGUIツールだけで構築できるため，高度なプログラミング・スキルが無くてもアプリケーションを開発できることが最大の特徴である。価格は550万円から。稼働OSはWindows NT/2000，Solaris，AIX。
DataSpider Plusは，(1)主要なRDBMSやメール・サーバーなどとXML(Extensible Markup Language)形式でデータのやり取りを行うアダプタ・モジュール，(2)XML形式のデータを別のスキーマに変換するGUIツール「XSLTエディタ」，(3)データの変換や転送などのアプリケーション間連携のルールを作成するGUIツール「Business Rule Designer」，(4)(2)や(3)で作成したXMLベースのスクリプトを実行するソフトウエアなどからなる。
（松山 貴之＝日経オープンシステム）
