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 サイベースは,ネットワーク接続したクライアント端末の管理ソフト「iAnywhere Mobile Manager version 4.0英語版」を日本国内で2月13日に出荷開始した。同製品は米Sybaseの子会社である米iAnywhere Solutionsが開発した製品である。

 同製品の特徴は,Windows搭載パソコンに加え,Windows CE端末やPalm OS搭載のPDAなどのモバイル機器も管理できることだ。モバイル機器がクレードルやダイアル・アップなどでLANにTCP/IP接続を行うと,クライアントにインストールされているエージェント・ソフトウエアが自動的にサーバーと情報をやり取りする。やり取りする情報はSSLで暗号化される。

 エージェントを使った管理作業の設定は,「パッケージ」と呼ぶ単位で専用のウイザードを使用してサーバー側で行う。管理作業には,アプリケーションの配布と再起動などの単純なインストール作業から,システムに必要なファイルの欠損を自動認知してサーバーから自動取得するなどの複雑な自動修復作業まで,様々な指定ができる。

 また,エージェントの作業はサーバーにすべてロギングする。そのため,パッケージの配布や作業が失敗,あるいは中断してもサーバーで認識が可能だ。さらに,作業が完了しなかった場合の再試行をあらかじめパッケージしておくことにより,復旧作業の自動化が図れる。

 このほか管理作業を支援する機能として,(1)クライアントをグループ化して管理を簡便化するグルーピング機能,(2)クライアントのOS情報やアプリケーション情報に加え,レジストリ情報やビルド情報なども収集できるインベントリ・レポート機能,(3)モバイル機器を除くクライアントのデスクトップを遠隔操作可能なライブ・サポート機能,などを持つ。

 価格は,サーバー側ソフトが250万円。クライアントは,Windows端末のライセンスが1台2万1250円,モバイル機器のライセンスが1台8750円。サーバー側ソフトの稼働OSはWindows NT Server 4.0/2000 Server。WWWサーバーとしてIIS 4.0以降が必要。クライアント側エージェントの稼働OSはWindows95/98/ME/NT Workstation 4.0/NT Server 4.0/2000 Professional/2000 Server,Windows CE 2.11以降,Palm OS 3.1以降。また,エージェントの容量は,Windows端末は約3.7Mバイト,Windows CE端末は約100Kバイト,Palm OS端末は約76Kバイト。

 日本語化やWindows XP対応は「夏に発売予定の次期バージョンにて対応する予定」(アイエニウェア・ソリューション事業部 ソリューションコンサルティング部 SEグループ シニアコンサルタント 北中康弘氏)と言う。

井上 英明=日経オープンシステム