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 マイクロソフトは2002年4月24日,2002年末までの開発ツールのロード・マップを発表した。旧版となるVisual Studio(VS) 6.0などは最上位製品を除き2002年6月末に販売停止し,JavaとPDA(Personal Digital Assistant)向けの開発ツールの日本語版を年末までに出荷する。

 2002年6月末に販売停止するのは,「Visual Basic 6.0」,「Visual C++ 6.0」などの言語単体製品と,複数言語のパッケージ製品である「VS 6.0 Professional Edition」。販売を継続するのはパッケージ製品の最上位版である「VS 6.0 Enterprise Edition」のみである。なお,販売停止となる製品を含めたサポートは,「現在検討中であるが,数年間はサポートを継続する予定」(マイクロソフト デベロッパー・マーケティング本部デベロッパー製品部マネジャーの田中達彦氏)という。

 2002年末までに提供する新たな開発ツールは,(1)Java言語の開発ツール「Visual J# .NET」,(2)JavaからC#に変換するツール「JLCA(Java Language Conversion Assistance)」,(3)PDA向けの開発ツール「Smart Device Extensions for Visual Studio .NET」---の3製品。

 (1)Visual J# .NETは,JDK(Java Development Kit) 1.1.4に準拠したJava言語の開発ツール。Java言語の開発ツールとはいえ,JavaVM上で稼働するプログラムではなく,.NET Framework上で稼働するプログラムを開発するためのツールである。.NET Frameworkが提供するクラス・ライブラリを用いた開発が可能で,Webサービスを使ったアプリケーションが開発できる。Visual Studio .NETにアドインして利用する。

 (2)JLCAは,Javaのソース・コードをC#のソース・コードに変換するツール。対象となるJavaのソース・コードは,JDK 1.3で,JSP(JavaServer Pages)などを利用したプログラムを変換できる。(3)Smart Device Extensions for Visual Studio .NETは,PDA用の.NET Framworkである「.NET Compact Framework」上で稼働するプログラムの開発ツール。Visual Studio .NETにアドインして利用する。

松山 貴之=日経オープンシステム)