ハイペリオンは2002年6月28日,経営分析ソフト群「Hyperion Essbase」の強化版である「同 XTD」を発表した。社内に分散して配置したRDBやERPから必要なデータを抽出して多次元データベースを作成,マーケティング担当者や経営者が財務分析や収益性の分析などに利用できる。新版では,より多くのユーザーが多次元データベースにアクセスできるようにした。7月に発売・出荷する。価格は,個別見積もりで,約1200万円から。

 新版では,専用ミドルウエア「Essbase Enterprise Service」(EES)を用意することで,より多くのユーザーが多次元データベースにアクセスできるようにした。EESは,ユーザーとデータベースの間に配置して利用する。あらかじめ同じデータ構成の多次元データベースを複数用意しておけば,ユーザーからのデータベースへの接続要求を自動的に負荷の少ないデータベースに割り振れる。同時アクセス可能なユーザー数は,参照するデータ量や分析アプリケーションによって異なるが,数千から数万ユーザーの単位で可能という。稼働OSは,Windows NT 4.0/2000/XP,Solaris/AIX/hp-ux。

(小川 計介=BizTech編集)