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 東京通信ネットワーク(TTNet)ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)三菱電機の3社は2002年7月25日,インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)事業において業務提携すると発表した。サービス品質やカスタマ・サポートに強みのあるDTIとネットワーク・インフラに強みのあるTTNetでノウハウを共有化,今後の事業戦略を共同で企画,実行するのが狙い。顧客管理や課金システムの共同開発/運営,回線やサーバー設備の相互利用も検討していく。ただ,TTNet,DTIともに現在の経営形態や運営体制,ドメイン名などは変更せず,既存のサービスを継続して提供する。

 DTIでは2001年末に松下電器産業が運営するISP「Panasonic hi-ho」とも提携しているが,今回はTTNetとの資本提携も含まれている。三菱電機は今回の提携で,DTI株式の30%に当たる2265株をTTNetに譲渡する。DTIの筆頭株主は三菱電機の36%で変わりはないが,TTNetが第2位株主となることで,より密接な業務提携が期待できるとしている。

 先日,TTNet,インターネットイニシアティブ(IIJ)クロスウェイブ コミュニケーションズパワードコムの4社の事業統合に関する報道があったが,TTNetでは「IIJなどとの事業統合については全く白紙の段階。何ができるのかをこれから決めていくような状況」(取締役社長 白石智氏)とし,今回の提携とは関係ないことを強調した。

(榊原 康=日経オープンシステム)