日立製作所は2002年8月29日,ASP(Application Service Provider)型で提供するグループウエアの新版「BROADNETBOXER v.2.0」(以下,BOXER)を発表した。9月29日にサービスの提供を開始する。

 新版では,WebメールのIMAP(Internet Message Access Protocol)4対応による高機能化,オンライン・ブックマークの共有機能の追加,ワークフロー管理の強化,を実施した。

 価格は1ユーザー当たり月額1000円(100Mバイトのオンライン・ストレージが利用可能)から。また,6ユーザー当たり月額4000円(100Mバイトのオンライン・ストレージを6人で共有)のメニューも用意する。

 BOXERは,従来のグループウエアと異なり,ドメインではなくユーザーIDを登録することによってグループを形成する点が特徴。1つのユーザーIDで複数のグループに参加することができる。従来の階層型組織だけではなく,企業内や企業間などのプロジェクト・チーム単位でグループを作り,情報共有することが可能となる。

 同社によると,概念的にはP2P型のグループウエアとして注目を集める「Groove Workspace」(開発は米Groove Networks)や「ArielAirOne」(開発はアリエル・ネットワーク)に近く,部門を越えて形成されるネットワーク型組織向けである。ただし,P2P型グループウエアと異なり,ASP型なので,Webブラウザさえあればどこにいても利用できる利点を持つ。

(武部 健一=BizTech編集)