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 イーエムシー ジャパンは2002年10月2日,SAN(Storage Area Network)環境で利用する運用管理ソフト「ControlCenter」ファミリの新製品,および既存製品のバージョン・アップを発表した。新製品は,(1)SAN環境においてディスクの増設作業を支援する「ControlCenter Automated Resource Manager」と,(2)SAN環境におけるディスク管理や利用状況の管理を行う「ControlCenter SAN Manager」の2つ。2002年中に出荷する予定である。

 ControlCenter Automated Resource Managerを使えば,SAN環境におけるディスクの増設作業を簡単に行うことができる。SANでは,大型のディスク装置をファイバ・チャネル・スイッチで接続して利用する。そのような環境でディスクを増設する場合,ディスク装置側でLUN(Logical Unit Number)の設定やボリューム・ポートの指定などを,ファイバ・チャネル・スイッチにおいてゾーニングの設定を,サーバー上でパスの設計やボリュームの管理などを行う必要がある。Automated Resource Managerは,これらの作業を一元的に行えるようにする。対応するストレージ機器は,同社のSymmetrixとCLARiX,米Hewlett-PackardのStorageWorksである。

 ControlCenter SAN Managerは,SAN環境を構成するサーバーとファイバ・チャネル・スイッチ,ストレージ機器を統合的に管理する製品である。同社の管理ツール「ESN Manager」の後継製品になる。ディスク装置のリソース管理機能や,ファイバ・チャネル・スイッチのネットワーク・デバイスを一覧表示する機能などを備える。対応するストレージ機器は,同社製品のほか米Hewlett-PackardのStorageWorksなどである。対応するスイッチ製品は,同社製品のほか米Brocade Communications Systemsや米McDATA,米QLogicの製品である。

 既存製品のバージョン・アップも発表した。バージョン・アップするのは,(1)ディスク装置やスイッチ,サーバーのリソース状況のレポーティングを行う「ControlCenter StorageScope」,(2)ディスク装置の障害検知などを行う「同 Common Array Manager」,(3)データの複製を作成する「同 Replication Manager」,(4)データのバックアップとリカバリを支援する「EMC Data Manager」の4製品。すべての製品を,2002年中に出荷する予定である。

(松山 貴之=日経オープンシステム)