日本ヒューレット・パッカードは2002年10月2日,運用管理ソフト「hp OpenView transaction analyzer」を発表した。Webアプリケーションにおいてモジュール単位の処理時間を測定する製品である。2002年12月1日に出荷する。価格は63万4000円/1サーバーからで,サーバーの処理能力などによって価格が異なる。

 「transaction analyzer」は,WWWサーバーやWebアプリケーション・サーバー(APサーバー)上で稼働させるエージェント・ソフトと,エージェントから情報を収集して表示する監視コンソールからなる。エージェント・ソフトは各種プログラム・モジュールの処理時間などを測定する。対象となるプログラム・モジュールは,EJB(Enterprise JavaBeans)やCOM(Component Object Model)で実装したオブジェクト,Javaサーブレット,JSP(JavaServer Pages)などである。対応するWWWサーバーは,米Sun MicrosystemsのiPlanet Web Server 3.6/4.x,Apache 1.3.x,米MicrosoftのIIS(Internet Information Server/Services) 4.0/5.0。対応するAPサーバーは,米BEA SystemsのWebLogic Server 6.1/7.0,米IBMのWebSphere Application Server 4.0.xなど。

 transaction analyzerは単体で使うこともできるが,OpenViewのほかのツールと組み合わせて用いることでより効果的な使い方ができる。Webアプリケーションのレスポンスなどを測定する「hp OpenView internet services」と組み合わせて使えば,一連の処理のレスポンスを測定すると同時に,個々プログラムの処理にかかっている時間が確認できる。また,WebLogic Serverのリソースを監視する「hp OpenView smart plug-Ins for WebLogic Server」と組み合わせて使えば,DBコネクション・プールなどAPサーバーのリソースの状況と合わせてパフォーマンスが監視できる。

(岡本 藍=日経オープンシステム)