三菱電機は2002年11月6日,分散して存在するデータベースを統合するためのミドルウエア製品「三菱データ・インテグレーションハブ6」を発表した。11月27日に発売する。
価格は中小規模データベースの統合向け製品「三菱データ・インテグレーションハブPowerMart 6」が1020万円から,大規模データベース統合向けの「同PowerCenter 6」が1580万円から,統合だけではなくリアルタイムのデータ連携も可能な「同PowerCenterRT」が2280万円から。対応OSはWindows NT/2000 Server/XP,HP-UX,AIX,Solaris。
三菱データ・インテグレーションハブ6は米Informaticaが開発した製品の日本語版。異なるデータベースやシステムを統合・連携するための製品で,SAP R/3,SAP BW,SiebelなどのERPパッケージやCRM製品,WebSphere MQなど他のシステム統合用ミドルウエアとも統合・連携が可能。製品の販売や保守などは三菱電機インフォメーションテクノロジーが担当する。