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 オープンソースのビジネスでの活用を推進する団体OSCARアライアンスは2002年12月18日,「2002年オープンソース・ビジネス・アワード」を日本医師会総合政策研究機構ダブリュー・ディー・アイに授与した,と発表した。

 OSCARアライアンスは2002年6月に設立された非営利の任意団体。オープンソース・ビジネス・アワードは,オープンソース・ソフトウエアのビジネスでの普及,啓蒙(けいもう)に貢献した企業,団体や個人を表彰する賞で,2002年より創設された。

 日本医師会総合政策研究機構は日本医師会のシンクタンク。日本医師会の「日医IT宣言」に基づき,レセプト(診療報酬)請求システムのソフトウエア日医標準レセプトソフトを開発,オープンソース・ソフトウエアとして提供し,医療機関のコスト削減などに貢献したことが受賞理由。日医標準レセプトソフトの開発のためにはトランザクション管理モニターMONTSUQI(panda),COBOLコンパイラOpenCOBOLが新規に開発され,それらもオープンソース・ソフトウエアとして公開されている。

 ダブリュー・ディー・アイはイタリア料理店「カプリチョーザ」などを運営する外食チェーン。オープンソースの受発注システムセルベッサを,直営店61店舗,取引先63社で,全仕入れ額の約9割の取り引きで利用していることが受賞理由である。

(高橋 信頼=日経オープンシステム)