ストレージ製品ベンダーのマウンテンビュー・データは2003年2月26日,米Turbolinuxが開発したリモート・インストール・ツール「PowerCockpit」を買収したと発表した。

 「PowerCockpit」は,複数のマシンに,ネットワークを介して,OSやアプリケーションを含むシステム全体を一斉にインストールおよびアップデートできるツール。Red Hat Linux,Turbolinux,Windows 2000/XPなどをインストールできる。2003年3月20日から出荷する。オープン価格だが,推定価格は,インストール対象マシン1台あたり数万円。データセンターや科学技術計算用の並列処理環境など,多数のマシンを使用する環境での使用を想定している。

 マウンテンビュー・データのCEOであるCliff Miller氏はTurbolinuxの創業者でもある。Miller氏は,2000年にTurbolinuxを離れ,現在は無関係となっていた。Turbolinuxは,経営不振などにより,2002年にPowerCockpitや並列計算用ソフトEnFusionといった独自ソフトを残し,Linux事業を日本法人のターボリナックスに移管。同時にターボリナックスはSRAの傘下に入っていた。

(高橋 信頼=日経オープンシステム)