PR
 日本真空技術(ULVAC)は10月24日に,グラフ作成ソフトウエアOrigin(オリジン)日本語版の新バージョン6.1を出荷する。開発は米OriginLab。製品パッケージとしては「Origin」と「OriginPro」があり,価格はOrigin 6.1Jが8万8000円,OriginPro 6.1Jが12万5000円など。

 Originは科学技術系の研究者や技術者が使うことを想定したグラフ作成ソフトウエア。データからグラフを作成するだけでなく,データを解析して相関関係を把握する,高速フーリエ変換をする,データに曲線をフィットさせるなどの機能もある。オプションの「Peak Fitting Module」を使うと,データ中のピークをガウス,ローレンツ,ヴォイト,ピスタンVIIなどの関数で解析できる。Excel,Word,PowerPoint,CorelDrawなどのソフトとOLEベースで連動する,グラフをBMP/JPEG/PDF/EPSなどのファイル形式で出力する,といったことも可能だ。動作環境はWindows 95/98/NT4.0/2000である。

 前バージョンの6.0は1999年7月から出荷しており,今回の6.1はバグ修正を中心にしたマイナー・バージョンアップである。6.1は,OriginProが備えるプログラマ向けの機能を今回大幅に強化したのが特徴だ。独自言語LabTalkでプログラミングするときに役立つ「LabTalkデバッガ」,ダイアログボックスやウィザード・タイプのインタフェースを作る「Dialog Builder」,そしてOriginの機能をC++から呼び出す「MOCA(Modular Origin C++ Access)」が入った。これらを使えば,ハードウエアから計測データを読み込み,それをきちんとしたドキュメントとして出力するといった定型作業を少ない手順で行うようなシステムを作れるという。