VSAは,.NET(ドットネット)ベースのWebアプリケーションをカスタマイズする技術。ASP(Application Service Provider)などのWebアプリケーションに実装された処理ロジックを,カスタマイズしたいときに用いる。
VBA(Visual Basic for Applications)は,WordやExcelなどのクライアント・ソフトをカスタマイズする言語だが,VSAは,ソフトウエア・ベンダーが開発したWebアプリケーションをカスタマイズするための言語である。VSAが組み込まれた(ライセンスされた)Webアプリケーションならば,他のベンダーやユーザーがVSAを使ってアプリケーションをカスタマイズすることができる。VBAとの違いは,Webアプリケーションに限定されている,という点だ。
VSAは当初,Visual Basic.NETと同様のコード体系を用いる。しかしVSAそのものは言語に依存しない技術なので,.NETプラットフォームに対応した言語ならば,VSAはサポート可能という。