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 米Microsoftは1月25日,Javaプログラマを,同社の新しい開発フレームワーク.NET(ドットネット)へ移行させるためのツール群「Java User Migration Path to Microsoft .NET(JUMP to .NET)」を発表した。2001年上半期中にベータ版,下半期中に製品版をリリースする予定である。

 これまで同社は,米Sun MicrosystemsとJavaを巡って係争中だったが,1月23日にMicrosoftがSunに2000万ドルを支払うことで和解に達したばかり。Javaの扱いが明確になったことを受けて,いよいよ本格的にJava陣営の取り崩しに入ったと言える。ただし同社によれば,JUMP to .NETの発表とSunとの和解は「まったく関係がない」としている(詳しくはこちら)。

 JUMP to .NETで提供するツールとサービスは次の通り。

名称概要
Interoperability support同社のJavaツールVisual J++で開発した既存のJavaアプリケーションを,.NETプラットフォームで動作できるように変換するツール
Programming tools supportJavaで書かれたコードを.NETプラットフォームで動作できるようにするツール
Automated conversion from Java source code to C#Javaで書かれたコードをC#(シーシャープ)に自動変換するツール
Migration servicesJUMP to .NETを使った移行プログラムを支援する有料のコンサルティング・サービス

 このうち注目されるのは,JavaからC#への自動移行ツール。C#はMicrosoftが新たに開発したプログラミング言語(詳しくはこちら)だが,その仕様から言ってJava対抗であることは明らかだ。今回の移行プログラムで,JavaプログラマがどれほどC#へ「宗旨変え」するのかが注目される。なお,Visual J++の販売とサポートに関しては,「(.NETとは別の)スタンドアロン製品として」(同社)継続するという。

(日経ソフトウエア)

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