PR

 メディアフュージョン(本社兵庫県尼崎市)は1月31日,XML(Extensible Markup Language)文書を格納可能なデータベース・エンジン「XMLエージェント」を提供開始した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。ソースコードもダウンロード可能だ。

 XMLエージェントは,XMLの文書データをそのまま格納できるデータベース用のエンジン。同社が開発中のXMLデータベース・エンジン「イグドラシル(Yggdrasill)」(2001年春に出荷開始予定)の機能を,制限/変更したプロトタイプである。一部機能をRDB(リレーショナル・データベース)に依存するものの,テーブルや主キーの定義を自動的に行うなど,RDBの使用を意識しない開発が可能な点が特徴。XMLの構造を定義するDTD(文書型定義)にも依存せず,well-formed(整形式)なXML文書も扱える。また,XMLデータの検索用に独自開発言語LBathを搭載する。

 イグドラシルがネイティブなXMLデータベースであるのに対し,XMLエージェントはRDBを必要とする点が異なる。本体のプログラムはDelphi 5で開発されており,Object PascalのソースコードやAPI仕様も公開されている。利用規約に従えば,再配布や改変も可能だ。

 対応するRDBは,MSDE(Microsoft Data Engine),SQL Server 6.5/7.0/2000,Oracle8,Access 2000。正式版のイグドラシルでは,RDBが不要になるほか,マルチユーザー対応,トランザクション管理,全文検索などの機能も実装するという。

 同社では,XMLを活用したWebシステムの有効性を認知してもらうため,企業システム担当者や開発者向けに,XMLエージェントとサンプルを同こんした出版物も発行する予定である。

(日経ソフトウエア)