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 日立製作所富士通が相次いで,COBOLの新製品を提供開始する。日立は6月にCOBOL85 Version 3.0のLinux版を,富士通は4月23日にPowerCOBOL97シリーズV6.1のSolaris版を出荷する。

 日立のLinux版 COBOL85 Version 3.0は,すでに出荷しているHP-UX版およびSolaris版のCOBOL85 Version 3.0と同じ機能を持つ。「現在LinuxはWebサーバーなどでアプライアンス的な使われ方をすることが多いが,業務アプリケーションのプラットフォームとしてのニーズも高まってきたので提供することにした」(同社)。Linux上で稼働するCOBOL処理系としては,フリーソフトの「Tiny COBOL」やドット研究所の「dotCOBOL」があるが,国内メインフレーマ3社で製品を出荷するのは日立が初めて。対応するLinuxディストリビューションは,Turbolinux Server 日本語版6.1とRed Hat Linux 6.2J。CGI(Common Gateway Interface)プログラム作成支援機能やマルチスレッド機能を備え,日本語の手続き名/項目名を使えるなどの特徴がある。

 富士通はPowerCOBOL97シリーズV6.1 Windows版を1月31日に出荷。今回の製品はそのSolaris版にあたる。特徴は,(1)同社のインターネット・システム構築ソフト群INTERSTAGEと連携できる,(2)XMLデータをCOBOLのレコードを扱う感覚で読み書きできる,(3)JavaサーブレットからCOBOLアプリケーションを起動してマルチスレッドで動作できる,など。なお,PowerCOBOL97シリーズV6.1のLinux版の提供については「現在,検討中」(同社)としている。

(日経ソフトウエア)