JETのメイン・コマンドはコマンドライン・ツールのjc.exeである。たとえば,test01.classというJavaのクラス・ファイルを作成したあとで
jc test01.class
とすると,test01.exeを生成する。test01.exeはJETのDLL(Dynamic Link Library)などを呼び出して動作する。Javaアプリケーションはクラス・ファイル,JAR(Javaアーカイブ)ファイルのどちらでもよく,EXE以外にDLLファイルを作ることもできる。配布パッケージ作成を支援するJetPackerなどのユーティリティ・プログラムも付いてくる。
価格はWebサイトからダウンロードする場合で12万8000円,CD-ROMを購入する場合で13万9000円。Windows 95/98/NT/2000で動作する。プロセサはPentium以上,メモリーは192MB以上を推奨,ハードディスクは200MB以上の空き領域が必要だ。Javaで開発をするときに使うJavaコンパイラに制限はないが,サンのJDK 1.3の使用を推奨している。