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 カーネルは2002年5月に,.NETのXML Webサービスに対応したGIS(geographical information systems,地図情報システム)用のコンポーネント「ActiveMap i ver.2」を発売する。価格は8万円から。「従来は,Visual Basicでアプリケーションを作成する顧客が8割,Accessで開発する顧客が2割だったため,.NETに対応する意味があると考えた」(カーネル)という。

 従来のActiveMap iは,COMコンポーネント形式のGISエンジンだったが,これをXML Webサービスに対応させた。例えば,地図のベクトル・データをXML形式で転送する。地図上の記号,家屋などを示す独自コードと住所を関連付けて検索する検索メソッドや,座標変換や距離変換など幾何計算用のメソッドを備える。300階層までのユーザー・レイヤーを利用でき,ユーザーが定義した地図上の図形データはADO(ActiveX Data Objects)対応のデータベースに格納する。

 GISエンジン単体(19万8000円),サーバー用のパッケージ(50万円),クライアント・ライセンス(37万8000円,5ユーザー)などのほかに,GISアプリケーションを一から組むことは難しいため,スタンドアロンで動作するクライアント・アプリケーション「LmapII」(8万円)も用意した。

 ベクトル地図データはユーザー側で,別に用意する必要がある。国土地理院の数値地図,ゼンリンのZmap-TOWNII,ダイケイのダイケイマップなどを利用できる。

(日経ソフトウエア)