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 日本IBMは2月8日に,Webアプリケーション開発ツール「WebSphere Studio Application Developer」日本語対応版の出荷を開始する。WebサービスをはじめとするWebアプリケーションの開発からテスト,配置までのライフサイクルを一貫して支援する,統合開発環境である。

 WebSphere Studio Application Developerは,同社のJava開発ツール「VisualAge for Javaエンタープライズ版」とWebアプリケーション開発ツール「WebSphere Studio」を統合し,さらに,Webサービスを開発・提供できるように機能拡張を加えたもの。ツールの統合や拡張には,米IBMが2001年11月からオープンソース・ソフトウエアとして提供している開発プラットフォーム「Eclipse」を利用した。開発したWebアプリケーションは,同社のアプリケーション・サーバー・ソフト「WebSphere Application Server」で稼働する。

 開発環境が提供する主な機能として,(1)Webサービス作成支援,(2)サーブレット,JSP(Java ServerPages),EJB(Enterprise JavaBeans)などを用いたJ2EE(Java2 Platform, Enterprise Edition)準拠アプリケーション開発支援,(3)データベース・アクセス,(4)XML文書作成,などがある。(1)のWebサービス作成支援機能では,SOAP(Simple Object Access Protocol),WSDL(Web Services Description Language),UDDI(Universal Description Discovery and Integration)といった標準技術に対応したWebサービスを,ウィザードを用いて対話形式で開発できるという。

 ほかに,ソフトのバージョン管理や構成管理といったチームによる開発を支援する機能,パフォーマンス分析機能,ユニット・テスト支援機能などを備える。構成管理には米Rational Softwareの「ClearCase LT」を用いている。パッケージは,WebSphere Application Server(開発使用限定版)やデータベースソフトDB2(開発者版)を同梱する。稼働環境はWindows NT/2000。ライセンス料金は49万1800円など。

(日経ソフトウエア)