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 ビーコンITは4月1日,同社のXML(Extensible Markup Language)専用データベースの新版「Tamino Ver3.1 日本語版」を販売開始する。新版では,Web技術の標準化機関W3C(World Wide Web Consortium)の規格や,WebDAV(Web Distributed Authoring and Versioning)に対応したのが特徴。今後,XMLを使ったシステム構築の標準プラットフォームを目指す。価格は600万円(1CPU)から。

 TaminoはXML形式のデータをそのまま格納できるデータベース。XML対応のRDB(リレーショナル・データベース)製品やODB(オブジェクト・データベース)製品と異なり,XMLデータの形式をいちいち変換して格納する必要がない。そのため,高速に処理できるという。主な動作プラットフォームは,Windows NT/2000,Solaris,hp-uxなど。開発は独Software AG。2000年4月の販売開始以来,国内では100社以上の導入実績があるという。

 新版では,XMLのデータ型や構造をどのように定義するかを決めた仕様であるXML Schemaや,XMLデータ変換仕様XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)に対応。加えて,EJB(Enterprise JavaBeans)をサポートすることで,Javaベースのアプリケーション・サーバーとの連携を容易にした。Webサーバー上のファイルを操作するプロトコルWebDAVにも標準で対応。TaminoをWebDAVサーバーとして利用できるようになるなど,ドキュメント管理機能を強化した。

 今後同社では,2002年第1四半期中に64ビットのSolaris 8対応版を,2002年下期には,W3Cが標準化中のXMLデータ操作言語XML QueryをサポートしたVer4.1をリリースする予定。2002年度中に,Taminoのライセンス販売で約10億円の売り上げを目標にしている。

(日経ソフトウエア)