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 米Sun Microsystemsの会長兼CEOであるScott McNealy氏が来日,2002年3月7日に記者会見を行った(写真)。20分ほどのスピーチの中でMcNealy氏は,あらためて米Microsoftと,同社が提唱するフレームワーク「.NET Framework」に対する,Sunの対決姿勢を明確にした。

 約20分のスピーチは,これまでのシステム開発環境を振り返ることから始まった。そして,「開発環境として様々なものが市場にでてきたが,現在はMicrosoftの.NET Frameworkと,Java,OSのSolaris,開発ツールのForte,Webアプリケーション・サーバーのiPlanet製品群などからなるSun Microsystemsのソフトウエア・プラットフォーム『Sun Open Net Environment(Sun ONE)』の二つに絞られてきている」とした。

 そのうえでMcNealy氏は,「Sun ONEは64ビット・ベースだが,.NETは32ビット・ベース。Sun ONEはセキュリティを考慮しているが,.NETはまるでウイルス。.NETは.NET Passport(Microsoftの個人認証用途に向けたオンライン・サービス)によるユーザーの囲い込みでコミュニティを破壊しようとしているが,Sun ONEはオープンな技術でコミュニティを守ろうとしている」などと.NETを次々と批判した。

 一方で「Sun ONEはJava,JSP(JavaServer Pages),SOAP(Simple Object Access Protocol),JINI(Java Intelligent Network Infrastructure)などオープンな技術で構成されている」ことを強調し,現在は「人類と.NET,人類とMicrosoftの闘いだ」と言い切った。さらに「Sunは“反乱軍”のリーダーとして,人類とともにMicrosoftと闘っていく」と述べた。

 なお,事前に知らされていたことではあるが,技術,製品に関する新しい発表は,なにもなかった。

(日経ソフトウエア)