マイクロソフトは4月9日に,Visual J# .NET 日本語版ベータ2の提供を開始する。マイクロソフトのアプリケーション開発・実行フレームワーク .NET Framework上で稼働するアプリケーションやXML WebサービスをJava言語で開発するためのツールである。ただし,Visual J# .NET日本語版ベータ2を使ってソフト開発をするには,3月22日発売の開発ツールVisual Studio .NETが別途必要だ。

 昨年10月に提供されたベータ版が英語版のみだったので,初めての日本語版ということになる(ベータ版の記事はこちら)。ベータ版からの変更点は,クラスライブラリ,アップグレード・ウィザード,ダイナミック・ヘルプ,コンパイラの強化・改良や,javadocスタイルのコメントのサポートなど。製品版の出荷は今年の中盤以降になるという。

 4月9日からMSDN Subscriber DownloadsサイトでMSDNサブスクリプション登録ユーザー向けのダウンロード・サービスを提供する。4月25日からはVisual StudioホームページWebサイトから無償でダウンロードできるようにする。ファイル容量は約13MB。

 Visual J# .NETは,実行エンジンであるCLR(Common Language Runtime)上で動作するJDK1.1.4相当のJavaクラスライブラリや,Visual J++ 6.0に付属するWindowsアプリケーション開発用クラスライブラリWFCを備える。既存のVisual J++ 6.0で作成したプロジェクトやソリューションをアップグレードし,Visual Studio .NETで利用できるようにするためのツールも含む。

(日経ソフトウエア)