アドバンスソフトウェアは10月25日，Visual Studio .NET（VS.NET）対応のバーコード生成コンポーネント「VB-BarCode .NET」を出荷開始する。価格は4万6000円の予定。現行のVisual Basic用コンポーネントVB-BarCode Ver2.0も同こんする。
VB-BarCode .NETは，.NET Framework環境用のコンポーネント。開発言語にはVisual Basic .NETまたはC#を使う。Webフォーム用コンポーネント，Windowsフォーム用コンポーネントいずれにも利用でき，Windowsアプリケーションだけでなく，Webアプリケーション（ASP.NETアプリケーション）の開発にも使えるのが特徴。これにより，Webアプリケーションを使ったバーコード・イメージの配布が可能になった。
コンポーネントの内部を，バーコード・パターン（独自コード）を生成する「バーコード・パターン生成エンジン」とバーコード・パターンからバーコード・イメージを生成する「バーコード・コントロール」の二つのモジュールに分割した点も特徴。これにより，生成エンジンとコントロールを異なるマシンに配置するなどバーコード処理の負荷分散が容易になった。また，バーコード・パターンを生成するWebサービス構築も可能になった。
生成可能なバーコードは，JAN，UPC，ITF，Code39，Code128，CODABARのほか，QRCode，PDF417などの2次元バーコード。今回新たに，流通業界で標準化が進んでいるEAN128にも対応した。動作プラットフォームは，Windows 2000/XP。
なお，VB-BarCode .NETの出荷開始に伴い，VB-BarCode Ver2.0の販売は終了する。
（日経ソフトウエア）
