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 マイクロソフトは6月25日に,アプリケーション開発ツール新版Visual Studio(VS) .NET 2003日本語版のパッケージ版を出荷開始する。すでにMSDN会員向けには,4月22日からWebサイト「MSDN Subscriber Downloads」から同製品をダウンロードできるサービスを開始している。これに対して,パッケージ版はパソコン・ショップなどで誰でも購入できるもの。

 発表されたパッケージは,基本となる三つのエディション(Enterprise Architect,Enterprise Developer,Professional)のほかアカデミック版やそれぞれのアップグレード版など全22種類。これらには,個別の言語に特化した初級者向けのStandard版(Visual Basic,C++,C#,J#の4種類)も含まれている。推定小売り価格は,Professional版が12万8000円(通常パッケージ)など。

 今回の目玉は,既存バージョンの個別言語製品(Standard版)のユーザーが,VS .NET 2003 Professionalを優待価格(3万9800円)で購入できるステップアップグレード版(3万本限定)だ。現在,Standard版は1万2800円前後で販売されているので,これを購入してステップアップグレード版を買えば,5万円弱でProfessional版を入手できる。

 なお,2003年6月30日までにユーザー登録を行ったVisual Studio .NET 2002(Professional以上)のユーザーに対しては,特別アップグレードとして相当する新版のエディション(CD-ROM)が無償で提供される。

 Visual Studio .NET 2003の特徴は,(1)機能拡張された .NET Framework 1.1に対応,(2)Windows CE .NET用アプリケーションなどを開発できるMicrosoft .NET Compact Frameworkを付属,(3)C++のISO標準に対する準拠度合いが98%に向上,(4)アドオンだったVisual J# .NETを標準搭載など。詳細についてはVisual Studio .NETのWebサイトおよび同社のニュースリリースを参照してほしい。

(日経ソフトウエア)