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 エイチ・オー・エスは10月1日,帳票作成/印刷ツール「シーオーリポーツ」の新版Ver. 8.5を出荷開始する。価格は,Standard Editionが1開発ライセンス当たり10万円。Windowsのサービスとして動作し,サーバー側のプリンタへの出力やUnicode文字の出力などが可能なEnterprise Editionが1開発ライセンス当たり25万円。運用ライセンスはいずれのEditionも無償である。

 シーオーリポーツは,Visual Basicなどを使った帳票システムの開発を支援するツール。新版での主な強化点は,(1)EAN-128形式のバーコードを出力する機能を追加した,(2)Standard EditionでもPDFファイルを生成できるようにした,(3)帳票レイアウト・ファイルをXML形式で出力する機能を追加した,の3点。(3)については,XMLのスキーマを公開することも予定している。さらに,競合製品に合わせてEnterprise Editionの価格体系を見直し,開発ライセンスを値上げする代わりに運用ライセンスを無償とした。前版では,1開発ライセンスが15万円,運用ライセンス25万円(1サーバー)だった。通常,システム開発において帳票作成を担当するプログラマは少人数なので,トータルで見ると,多くの場合従来よりも安くて済むという。

 シーオーリポーツは,GUI画面で帳票レイアウトをデザインできる「フォーム・エディタ」,帳票レイアウト・ファイルを読み込んでデータを設定したり,印刷制御などを行うActiveXコントロール「描画コントロール」,出力した帳票を閲覧/印刷するためのActiveXコントロール「ビュー・コントロール」などで構成される。生成した帳票は,同社独自のCID形式のほか,PDF形式やXML形式でファイルに出力することも可能。これを利用することで,Webサーバー上で生成した帳票ファイルをクライアント側でダウンロードして印刷する,といったWeb帳票システムを簡単に構築できる。.NETネイティブのコンポーネントではないが,RCW(Runtime Callable Wrapper)を通して .NET環境下で動作するアプリケーションを開発でき,Visual Studio .NET 2002/2003からも利用できる。

(日経ソフトウエア)