日立製作所は7月下旬にも,同社のビジュアル開発ツールのAPPGALLERYの新版4.0を出荷開始する。APPGALLERYは,ソフトウエア部品を画面上でビジュアルに結合させることでアプリケーションの開発を進めるツール。開発生産性の高さが売り物だ。新版では,開発生産性をより向上させるとともに,複雑で大規模なシステム開発にも対応できるようにした。

 まず「プロジェクト」という概念を導入し,プロジェクト単位でアプリケーションを開発できるようにした。これにより,ボタンやグラフといったGUI関係の小さい機能だけでなく,ビジネス・ロジックを備えたアプリケーション全体もソフトウエア部品として開発し,再利用できるようになった。Windows NTのサーバー上で動作するCOMコンポーネントも開発可能なので,サーバー・コンポーネント開発ツールとしても使えるという。

 また,データベース接続機構も強化した。ODBC接続に加えて,Oracle,Sybase SQL Anywhere,HiRDBの各データベースに対してはネイティブ・インタフェースを新たに装備し,大規模なデータでも高速処理を可能にした。このほかEnterprise版ではCORBAオブジェクトと連携して分散アプリケーションを開発できる機能も備えた。価格は,APPGALLERY V4.0が6万円,Enterprise V4.0が18万円の予定。