オープン系COBOLコンパイラ・ベンダー大手の英Micro Focusが6月17日,構成管理ツールのPVCSやODBC関連ソフトで知られる米INTERSOLVを買収すると発表した。買収額は約5億3400万ドル(約747億6000万円)。これまでMicro Focusは,全世界で売上2億ドル弱,従業員数1000人弱だったが,今回の買収により売上3億7500万ドル以上,従業員1900人以上の会社となる。今後90日をかけて,買収の作業を進めていく予定だ。

 今回のINTERSOLV買収の狙いは,両社の製品やノウハウを合わせることでエンタプライズ市場向けに顧客のニーズに合ったソリューションを提供できるようにすること。ちょうど両者の製品は補完関係にあり「当社のCOBOL製品を販売するときに,同時にPVCSのような製品を要求されることも多かった」(マイクロフォーカスジャパンの田島裕史社長)。製品ラインを今後どのように統合していくかについてはまだ明らかにしていないが,(1)アプリケーション開発環境,(2)自動ソフト品質管理,(3)データ接続ソリューション,(4)アプリケーション移行ソリューション,などの分野でリーダーシップを取ることを狙うという。

 両社の日本法人であるマイクロフォーカスジャパンとインターソルブの今後について,田島社長は「本社の買収作業が確実に実現することが決まってから,日本側をどうするかを本格的に決めていくことになる。そのときには,日本法人も一本化される可能性が大きい」と話す。