米Sun Microsystemは6月30日,DOSやWindows3.xマシンでJDK1.1に準拠するJavaアプリケーションの実行を可能にするJavaPC Engine 1.0をSIベンダーやOEM向けに出荷開始すると発表した。HotJavaブラウザなどを含む一般向けバージョンのベータ版もまもなく配布する予定。製品版は年内に出荷開始する見込みだ。

 JavaPC Engineは,ネットワークやグラフィックスをサポートするDOS上のJava実行環境。現在でも,DOS/Windows3.xマシンをクライアント機として利用している企業は多い。このようなユーザーが,Javaによるネットワーク・コンピューティング環境へ段階的に移行できるようにするのが狙いだ。ネットワークやマウスなどの周辺機器はDOSのドライバでサポートするため,多くの既存ハードウエアをそのまま利用できる。既存のDOSやWindowsの環境との共存も可能。アプリケーションはローカル・マシンのハードディスクとリモート・サーバーのどちらにでも置くことができ,またネットワークの設定もローカル,リモートどちらのマシンでも行えるなど,環境に応じて柔軟なコンフィギュレーションを可能にしたのも特徴の一つだ。

 動作にはi486 66MHz以上のCPU,8MB以上のメモリー,10MB以上のハードディスクの空きスペース,VESA1.xに準拠したビデオ・ボードが必要。対応OSはMS-DOS6.x,IBM PC-DOS6.3以上。詳細は同社WWWサイトを参照。